デザイン活用によるサステナブルビジネス展開支援事業「サスティーンナゴヤ」

事業概要

「サスティーンナゴヤ」は、中小企業の中長期的な成長を実現するために、環境・社会・経済それぞれにおいて持続可能な経営状態を目指す『サステナブル経営』への取り組みを推進する名古屋市のプロジェクトです。エコデザインやダイバーシティデザインなどの概念を取り入れた『デザイン経営』の専門家による、ビジネスプランおよび新商品・新サービス開発に向けた伴走支援を通じ、中小企業のサステナビリティをサポートし、地域経済の醸成に寄与します。

目的

気候変動や人権問題など、多様なサステナビリティ課題が顕在化する中、企業においても環境・社会・経済それぞれにおいて、責任を果たしながら、中長期的に成長を続け、持続可能な状態を目指す『サステナブル経営』に対して注目が集まっています。

サステナブル経営の推進は、競争力の強化、ESG投資へのアピール、リスク管理の最適化、人材確保など、ビジネスチャンスにつながるものです。また、世界的な課題の解決を目指すSDGsに掲げられた目標達成に向けての具体的なアクションを起こすことにもつながります。

しかし、サステナブル経営やSDGsに関する意識や取り組みは近年大幅に進展しているものの、中小企業では大企業に比べて実際の取り組みが進んでいない状況です。

名古屋市では、中小企業の経営力強化に向けて取り組みを推進していくために、『デザイン活用によるサステナブルビジネス展開支援事業』を展開していきます。

本事業では、新事業開発やブランディングの有効な手法として認知されている『デザイン経営』を活用し、エコデザインやダイバーシティデザイン、インクルーシブデザインなどの広範な概念を取り入れ、専門家人材派遣による伴走支援を行います。

ビジネスプラン作成や新商品・新サービス開発など、実際のビジネス戦略に結びつけた支援を行うとともに、成果発信を行うことで、地域の中小企業のサステナブルビジネス展開及びデザイン活用に向けた機運を醸成し、持続可能な未来の形成に寄与します。

実施内容

  1. キックオフセミナー、ワークショップの開催
  2. 専門家派遣による個別伴走支援
  3. 情報発信等

スケジュール

主催 公益財団法人名古屋産業振興公社
企画・運営 株式会社国際デザインセンター